日本Androidの会2010年8月定例イベントメモ

日本アンドロイドの会 8月定例イベント
日時:2010/8/9 19:00~21:00
場所:東京大学 駒場第二キャンパス コンベンションセンター

■ サムソン Galaxy S Touch & Try
良い点
・めちゃくちゃ軽い
・薄い
・速い
・画面きれい
悪い点
・iPhoneに似すぎ
・質感がしょぼい
所感
・現時点では最強な感じ。ただし、Desireと好みが分かれるような気もする
・写真は次のエントリーで詳しく

■ サムソン
講演者: 李さま
・5月末に発売した
・120キャリアで展開予定
・「朝起きてからから仕事して夜寝るまですべて使える」
 at Home: アラーム、株価、スケジュール、ニュース、ナビ
 at Work:
 …
・スペック
 Bluetooth 3.0搭載
 4.0インチ AMOLED ディスプレイ / 480 x 800
 Android 2.1
 16GB 内蔵メモリ + マイクロSD
 1500mAh 大容量バッテリー
 9.9ミリのスリムな筐体 / 119g
 1GHz CPU
・Aldiko eBook
・今までの端末の中でもかなり力を入れて売っている
・韓国ではSKテレコムで販売。発売して33日目で50万台超え (iPhoneより売れている)
・その他の国でも1日最大4万台、平均1.5万台売れている
・日本では秋ごろ発売予定
質問
・「AMOLEDの生産は大丈夫なのか」
 ディスプレイは不足しているが、日本マーケットについては部材を最優先で調達する予定
・「スワイプ」という入力方法で日本語も入力できるのか
 現在検討中
・「Wi-Fi版は発売されるのか」
 日本での発売予定はない

■ Made in Japan アプリを世界に
講演者: 飯塚康至 (ビジネスブレークスルー大学専任講師/株式会社エイシーエル)
・Androidマーケット統計情報
 右肩上がりでAndroid端末が売れているのは間違いない
 Androidマーケットに登録されるアプリは10万本を越えた (iPhoneは22.5万本)
 ダウンロード数: 11億5千万 (1日86万ダウンロード)
 ※以上はandrolib.comの数字
・独自調査情報
 「50の壁」
 → 50ダウンロード未満ゾーンに無料アプリ(1.8万)の1.6倍の有料アプリがいる (全体の76%)
 「99の法則」
 → コメントの分布を見ると、81.3% が英語圏。日本・中国・ロシア・イタリアは 1.1%
 → 売れてるアプリは0.99$ (Googleが3割取るので70円程度の収入)
 → Androidマーケットは下方に圧力がかかっている状態
 → 有料アプリケーションの通貨別分布のうち、6.05%が円。唯一、コミックだけがドルを円が上回っている
有料アプリケーションの通貨別分布唯一円がドルを上回るカテゴリがコミック
 → アンドロイドは43%が有料アプリ、57%が無料アプリ (iPhoneは75%が有料)
Androidでは43%が無料アプリ
 「30%の事実」
・6月から配信している有料アプリの状況
 キャンセル率: 34%
 66%が国内 / 34%が海外
・企業として有料アプリに参入し収益を得るのは相当厳しい。「個」「チーム」の出番
ここまでのまとめ
・アンドロイドに詳しい人でも1人2~3アプリ有料アプリを買うのがいいところ
・2000年まではソフトウエアの輸出は微々たるもの
ソフトウェア輸入統計
・個人の場合年間300万円稼ぐのを目標とする
 → 1日約1.4万円 (目標) or 6000円
・50の壁を突破しないと売れ筋にならない
 → プロモーション、価格戦略、フリー戦略
・99の法則により常に下方圧力がかかる
 → 熟練化、資産化、量産化
・30%の事実によりキャンセルが発生する
 → デザイン、ユーザー体験、信頼性
まとめメッセージ
質問
・「月額のビジネスモデルは合わないのか」
 → 経営者から見ると月額収益は大事。アプリ内課金や月額課金ができると全然ビジネスが変わると思う
・「どういうプロモーションが有効か」
 → ライブドアブログに有料アプリ&紹介レビューがある
 → アンドロイダーさんのようなサイトはありがたいが、個人が宣伝できるのがいい
・「今のアンドロイドマーケットのマクロの視点で見たときの課題をどう考えるか」
 → 今のところアンドロイドマーケットに似たものが乱立している状況 ex) ドコモマーケット / au one マーケット

■ そこそこ売れてる有料アプリから見る有料アプリの現実と課題
講演者: KUGO
・SE、ITコンサルを経て、フリーデベロッパー
・Androidデベロッパー倶楽部に所属
・カレンダーステータスバー (2月末から販売中)
 → ステータスバーに曜日と日にちを表示、ステータスバーから好きなアプリを起動できる
 → 100円 (ダウンロード3000超) / 無料版は15000DL / キャンセル率2割
・売上げ推移やどの国で売れているか
 3月まではアメリカで売れていたが、4月のXperia発売からは日本の売上げが多くなった
 売上の推移
 世界に向けて発信していても、日本とアメリカがほとんどの売上げ
 国別購入率
・有料アプリを売ってみての雑感
 → 意外と売れた (高機能でなくてもニーズがあれば買ってもらえる)
 → 意外と儲からない (上から4番目表示になった割には。。。市場規模はまだ小さい)
 → 意外と問い合わせが多い (6割くらいがアプリの内容とは関係ないもの。100円って何ドル?など)
・トライアル版を出したほうがいい

■ C2DMについて
講演者: 日本アンドロイドの会会長 丸山不二夫 (早稲田大学大学院 客員教授) @maruyama097
・端末に直接メッセージを送るわけではなく、間にクラウドを挟む
・C2DMはどうやって配送先を知るのか
 1. AndroidがC2DMサーバに対してメッセージの受け取り手であるという登録を行う (Sender ID, Application ID)
 2. C2DMサーバは登録IDを返す
 3. 登録IDをアプリケーションサーバに伝える (アプリケーションサーバは登録IDを記録しておかないとダメ)
・chrometophoneでは、アプリケーションサーバはServlet で実装されている
 講演資料はこちら[PDF]
 C2DMの翻訳資料はこちら[PDF]

(2010/08/10追記)
その他資料もダウンロードできるようになりました。

http://android.siprop.org/index.php?%CA%D9%B6%AF%B2%F1%2F2010%C7%AF8%B7%EE%A4%CE%A5%A4%A5%D9%A5%F3%A5%C8

以上

Share on Facebook0Share on Google+0Tweet about this on TwitterBuffer this pageEmail this to someone

1件のコメント

コメントは受け付けていません。