ABC 2010 Winter メモ 〜基調講演&招待講演編〜

ABC2011 Winter
2011.01.09 10:10〜11:00
基調講演
「広がるAndroidの世界 – メディアとコミュニケーションと日本の未来」
講演者: 丸山不二夫(日本Androidの会会長)
Ustreamアーカイブ: http://www.ustream.tv/recorded/11900416

■はじめに
・2010年はAndroid躍進の年
・世界市場Nokiaに次いで2位
・なぜAndroidの世界が広がっているのかを読み解く視点

■ハードウエアの高機能化と低価格化
・高機能なハードウエアが劇的に安くなった (コモディティ化)
・20円出すと40年前の超大型コンピュータが買える時代
・50億人がCRAY(40年前の大型コンピュータ)を所有する時代
・インターネットがメディアとしてすばらしいのではなく、携帯電話がメディアとして素晴らしい
 → あまりに身近にあるため、携帯電話のメディアとしての魅力を忘れていないか?
 → インターネットをはるかに上回る速度で携帯電話は普及している
  → 価格が圧倒的に安いから
・高機能化と処理能力の余剰
 → 過剰な処理能力はどこで消費されるのか
  → 個人が情報収集のために使っている
  → エンタープライズに使われるわけではない
・CPUは演算能力を高める時代は終わっていて、マルチメディアの処理系を載せる時代になっている
・計算能力は指数関数的に伸び続ける
・インターネットにより個人が登場したことが大きい
・iPhoneの登場により、AT&Tのトラフィックが3年で50倍になった
 → 個人が大きい
 → それにより定額制をやめてしまった
・IT技術の「コンシューマ化」
 → 万人がIT技術の恩恵を受ける
 → コミュニケーションに使われる
・アメリカは今ITのコンシューマ化で話題
・企業よりも家庭にあるコンピュータのほうが進んでる
・人間の自由時間の利用
 → 個人の時間を集めればわずかな時間でパナマ運河だって作れる
・Zynga
 → 今アメリカで元気な企業のひとつ
・新しいインターフェースがコンシューマ化を加速する
・”Consumer 360″
 → コレクトロニクスの世界で勝利するためには 360 度の視点が重要

■クラウドとクラウドデバイスの未来
・インターネットと携帯電話のギャップを埋めるものがクラウドデバイス
・マルチメディアからユニメディアへ
・新しいパーソナルメディアの登場
 → マスメディアはなくならないが、パーソナルメディアが大きな力を持つようになってくる
・メディアの世界はこの10年で激変するだろう
・コンテンツ配信
 クラウドベースVOD
 Play once, Play Entertainment
・Apple Cloud が今年中に稼働するだろう
 → コンテンツ配信を狙っている

■コミュニケーションとビジネスの未来
※ 資料参照

■Androidと日本の可能性
・クラウド
 → 日本は遅れている。技術が負けているわけではない
・ネットワーク
 → 世界最高のインフラ。ただし、その上でのサービス展開は世界最高ではない
・クラウド・デバイス
・コンシューマ・エレクトロニクス
・ソフトウエア産業
・コンテンツ産業
 → Javaでの携帯ゲーム、携帯コンテンツの作成経験者はおそらく世界で一番多い
・ガラケーを「無用な高機能化」と見るのは一面的
 → クラウドデバイスのリッチクライアント化は世界的な流れ
・ガラケーのインターネット接続が限定的で特殊なものであったことが問題
 → インターネット接続を意識させないようにしたことが今となってはあだとなっている
 → Androidの今後の発展ではグローバルな標準に合わせことが重要
・ガラケーのビジネスモデルは評価すべきもの
 → ガラケーに学ぶ最大のものはそのビジネスモデル
・Androidマーケットへのアップロード数で世界一になろう

■日本アンドロイドの会について
・「自主・自律・分散」がモットー
・全国に25の地方支部をもつ全国組織

ABC2011 Winter
2011.01.09 11:10〜11:40
招待講演
「スマートクラウド戦略とモバイルビジネス」
講演者: 谷脇康彦(総務省)

■ブロードバンド
・99.1%、3月末までに解消予定
 → 日本のどこでもブロードバンドが使える目処がたった
 → FTTHは91.6%
 → 日本はかなり進んでいる

■モバイル
・98.3%のケータイが第三世代
 → 携帯電話でも先進的なインフラを持っている

■課題
・先行する基盤整備と立ち遅れるサービス普及
・ICT総合進展度世界第2位
 → 1位は韓国
 → ただし、利活用については第16位
・低迷するICT国際競争力
 → 高速道路はあるが、その上を走る車の数が少ない


・垂直統合モデル1.0→2.0
 → Appleのように、ネットワーク以外をすべて垂直統合するモデル
・「モノのサービス化」という考え方
・M2M通信
・いかにオープンな世界を作るかが大事
・政府も少しずつクラウドを使いはじめている

・ジャパン・クラウド・コンソーシアム
 → 民間団体

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